【結婚式の節約術】その2: 外注・手作りの活用
八芳園で結婚式をあげるにあたり、私達が実践した2つ目の節約方法を紹介します。
②アウトソースや手作りを活用する
幸運なことに、八芳園は持ち込みに関しては割と寛容です。
どうしても持ち込み費用がかかってしまうのがカメラマンなどの人。ただし司会者はOKです。また、会場装花用の生花やご飯系はNGなので、会場装花に関しては費用削減が少し難しくなります。
外注や手作りでコスト削減を狙う際には、自分達が何にお金を出して何を妥協するか、パートナーと話し合うことが重要です。
私達は、これまで参加した結婚式を踏まえて、以下のアイテムについてはあまり覚えていない、またはこだわらなくても良いと判断しました。
⑴ 招待状
若者ゲストにとっては、返送するのも結構手間がかかるもの。紙の招待状だと無くしてしまうこともありますよね。そのため、友人は思い切ってWEB招待状にし、親戚や目上のゲストには紙の招待状を手作りしました。
◆招待状
色々探した結果、favoriというサービスを使用しました。
WEB上でサクサク編集でき、デザインもオシャレで、一定のクオリティを維持したい方におすすめです。
完成後、自宅に一式届きます。自分で招待状と付箋と八芳園でもらった地図(1部50円)を同封し、郵便局に持って行って切手を貼ってポストイン!
30部で9,000円ほど(切手代別)でした。
◆WEB招待状
WEB版はビルーチェというサービスを使用。全て無料で招待状の作成が可能で、出席者リストをエクセルでDLすることが可能です。デザインは少ないものの、操作性も簡単で私達には十分でした。
⑵ ペーパーアイテム
◆席札
こちらは、PIARYというサイトで作成しました。
デザインもオシャレなものが増えており、式場に頼むより格安。
ペーパーアイテムは、招待状と席次表、席札全て一式同じところで頼んだ方が良かったかもしれません。
およそ104部の席札で5,687円でしたが、その時々で色々な割引をやっているようです。
届いてから、席次表を一つ一つ台紙から切り離して折る作業は自分でやります。
◆席次表(メニュー・プロフィール込み)
こちらは何と、新郎がパワポで自作しました。笑
よって実質負担は0円です。節約してもゲストに差し支えないアイテム、という考えもありましたが、新郎の職業柄 パワポで提案資料を作ることが多かったので、提案資料風に作ったら面白いかなと思ったためです。ゲストの友達もこれには笑いながら「俺もやろうかな」と言っていました。笑
◆芳名録
式場で用意しても6,000円程度と、特に値が張らないアイテムではありますが、結婚式後に残っても要らないよな・・と私達は考え、エクセルで作った出席者リストで済ませることにしました。用意しなくても、支障が出ることは何もなかったです。
外注や手作りを導入した結果、印刷物(招待状・席札・席次表)全体で、八芳園の見積もりより11万円ほど安く済ますことができました。
⑶ ギフト関係
◆引出物
こちらは「手ぶらで帰れる」というゲストにとっての利便性も考え、席札と同じくPIARYさんで外注しました。式場に頼むと紙袋代500円がかかってしまうため、外注した方が同じ値段でより充実した内容に出来ると考えました。
私達が選んだのは以下のセットです。
親族用(数量18)
引き出物宅配便セット3品セット(デコルメ5800円リーズコース)単価6,500円
友人用(数量51)
引き出物宅配便セット3品セット(こだわりギフト タオルAコース)単価3,800円
100人規模の結婚式で、引出物には総額31万円ほどの出費となりましたが、式場にお願いするより10-15万円は安くできたと思います。
そもそも式場に見積もりをお願いした際には、引出物(3000円分の10%OFF)と引菓子(1000円分の10%OFF)、紙袋(500円)のみで一律4,388円。
縁起物は入っていなかった上に、目上の方向けの引出物は金額アップ必然。PIARYは3点セットで上記の価格だったので良心的です。
◆プチギフト
こちらもゲストにはあまり印象に残らない割に、地味にお金がかかるアイテムですよね。1人300円だとすると、100人でも3万円。あまりケチるのも良くないですが、我々はAMAZONでお気に入りのスナックを買って、外注作成した名前と日付入りのシールを貼ってプチギフトにしました。
総額5,600円ほどです。
自分達で用意することで、25,000円ほど安くなりました。
⑷ 司会
外注により、著しくクオリティが下がるものではない項目。友人にお願いする方法もありますが、結局お礼を包む必要があるので、個人的には外注するのが安心だと思います。
安ければ3.5万円程度からあるようですが、人気の日取りは埋まりやすいので、早めに探すことをおすすめします。私はInstagramやネットで探しました。
バイリンガル司会を探していたのであまり安く抑えられてはいませんが、K's factoryという業者にお願いし、64,800円(税込)で披露宴の司会をお願いしました。
こちらもお値引きを相談した結果、簡単な翻訳作業は自分達でやる上での上記金額となっています。
八芳園の場合、97,200円に奉仕料が加算されて10万円ほどになるので(バイリンガルでない)、外注することで3,5000円節約することができました。
⑸ ヘアード・ブーケ・両親花束
生花関係で色々探した結果、個人的に満足できるクオリティ かつ式場より安価に収まるのが、表参道にあるブーケデコさんかと思います。
安いというよりは、「クオリティの良いものを適正な価格でお願いできる」というのが正しいでしょうか。高砂装花も、持ち込み可能であればお願いしたかったくらいです。
和装ヘアードは生花にしようと思っていたのですが、ブーケデコさんの造花は良く出来ていて造花だと分からないくらいだったので、和装ヘアード(5,000円)もその場で作っていただきました。
両親花束も1束5,000円〜+お届け料金で、特に問題ないクオリティに仕上げて頂きました。
小花の冠やブーケも、イメージに限りなく近いものを、式場価格の6割ほどの価格で作っていただくことが可能です。
私は結局ブーケは式場に安価なものを作って頂くことにしましたが(17,280円)、ドストライクのものには仕上がらなかったので、外注しても良かったかなと思っています。
⑹ 撮って出しエンドロール
これまでは主に節約目的で外注することにしましたが、一方で、お金を出してもこだわりたいと検討したのが映像関係です。仕事柄、映像に拘る同僚が多く参加することや、一生残るものであるため、この部分はクオリティを落としたくない気持ちがありました。
最終的に、持込料や撮影範囲の制限がネックでそのまま式場にお願いすることにしましたが、私が最後まで外注を悩んだのがOUNCEさんです。赤坂プリンスクラシックハウスで提携している業者で、友人の結婚式に参加した際、そのクオリティの高さに驚きました。
八芳園の提携先である日本綜合テレビさんには、極力OUNCEのテイストに近づけてもらうようお願いしましたが、個人的にエンドロールや写真のクオリティはOUNCEさんがベストでした。
写真やムービー撮影も、安くてそれなりのクオリティでいいよという方は、八芳園の提携先よりお安く頼める業者は結構ありそうなので、調べてみると良いと思います。
私達は、前回の記事で紹介した契約前の値引き交渉と外注の活用によって、当初見積もりよりも100万円費用を下げることに成功しました。
チリツモですね。
結婚式はお金がかかりますが、自分達が納得のいく部分にお金を出し、こだわらなくても良いところは節約できると良いですね。
(↓和婚の方は、平安堂ウェディングさんの和風招待状も良さそうです!)